| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

小室哲哉 / マドモアゼル・モーツァルト

マドモアゼル・モーツァルト マドモアゼル・モーツァルト
小室哲哉 (1991/12/26)
エピックレコードジャパン
この商品の詳細を見る

本作は、小室哲哉がミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』の為に書き下ろしたもので、1991年の作品。
原作は1989年〜1990年にかけて『コミック・モーニング』に連載された福山庸治の漫画で、モーツァルトは女性だったという大胆な設定のもの。

1. マドモアゼル・モーツァルトのテーマ
2. フィール・ザ・ミュージカル・ボックス
3. ある音楽家へのエピタフ
4. 永遠と名づけてデイドリーム
5. ラヴ
6. モーツァルト・イン・ザ・ハウス
7. グレイト・ハプニングス
8. サリエリのテーマ
9. 1991


オーケストレーション(恐らく、アレンジも)は外部の人間に依頼をしておりますが、妥当でしょうね。
オーケストラと聴くとなんだか敷居が高そうですが、いつも通り聴きやすくポップな面が垣間見えてなかなかの良作といった感じ。
古典的なクラシックと云うよりは現代クラシックに近い感じを受けました。

さて、本作にはオーケストラの楽曲以外にも面白い楽曲が収録されています。
ハウス風のアレンジが光る#6.モーツァルト・イン・ザ・ハウスや、小室氏定番のインスト曲#7.グレイト・ハプニングスやピアノのフレーズが美しい#8.サリエリのテーマは、TM NETWORKファンのみならず、一般の方でも楽しめる楽曲に仕上がっている。
そして小室哲哉がヴォーカルを取る楽曲#4.永遠と名づけてデイドリームのなんと素晴らしいこと。坂元裕二による作詞が秀逸で、名フレーズ“いつか僕が泳ぎ疲れてこの海に沈む時は/どうか僕の刻んだ調べを永遠と名づけて”にやられちゃいました。小室氏の声は好き嫌いが分かれるところだが、この曲は名曲だと思う。
同曲は少し前に、女優の星野真里さんがカヴァーしていた記憶がある。歌詞が変わってしまっていて残念だったが、“永遠の海”とかってタイトルだったかな。

因みに、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』は現在でも時々公演が行われているらしいが、既に楽曲は小室哲哉が作曲した物ではなくなっているらしい。嘗てからこの公演を観に云っている方の多くが、
「小室哲哉が作曲していた時の方が良かった」
との感想を持っているそうだ。確かに、モーツァルトが残した曲ってポップだったから、小室哲哉の曲ってイメージに合っているのかもねぇ。
youtubeで永遠と名付けてデイドリームの動画が観られます

| - 小室哲哉 | 21:22 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

小室哲哉 / SEVEN DAYS WAR(映画:ぼくらの七日間戦争サウンドトラック)

SEVEN DAYS WAR SEVEN DAYS WAR
小室哲哉 (1991/09/05)
ERJ
この商品の詳細を見る

本作は、1988年に宗田理の文庫書き下ろし小説『ぼくらの七日間戦争』が映画化されたことに伴って制作された、オリジナル・サウンド・トラックである。リリース当初はTM NETWORK名義だったが、何故かジャケットの表記などはTETSUYA KOMURO名義となっている。

1. インコミュニケーブル
2. イン・ザ・ファクトリー
3. デス・ファクトリー
4. イン・ザ・ファクトリー1
5. ガールフレンド
6. スクール~オーヴァートゥルー
7. ファン・ファクトリー
8. ファースト・ムーヴメント
9. イン・ザ・ファクトリー2
10. ウォー・ティーチャーズ
11. ガールフレンド
12. ウィナーズ
13. セヴン・デイズ・ウォー
14. イン・ザ・ファクトリー3


映画のサントラって、定価の額を払ってまでわざわざ買ったりするものなのだろうか?と常々思っているのだけれど…正直よっぽどその映画にハマったか、よっぽど好きなアーティストが参加しているかじゃないと買わないんじゃないかなぁ。

宮沢りえが主演していた映画『ぼくらの七日間戦争』は、面白い映画だったという記憶がある。丁度あの頃僕は小学生で、この映画みたいなことをしてみたいな〜と思っていたんだっけ…って、話が逸れちゃった。

僕は未だにこの映画の記憶が鮮明に残っていて、サウンドが挿入されていたシーンなんかもよく覚えている。この映画に関して言えば、彼のサウンドは映画のシーンにきちんとマッチしている。当たり前の話かもしれないけれど、映画のワンシーンにマッチする音楽を作るのって難しいことだと思います。ダレとかドレとか言う気はないけれど、映画に使われたインスト曲が一人歩きしちゃった場合って、個人的にはちょっと悲しいので。多分、映画の影として存在できた曲って、映画の曲(テーマソングを除く)としては良い出来なのではないかと。
全体的に小室哲哉のイメージであるデジタルなテイストは少なめで、ノスタルジーを掻き立てる作りになっているので、このサウンド・トラックを聴くといつでも子供の頃に戻ったような気がしてしまいます…歳か?

TM NETWORK名義のものとしては、#11.GIRLFRIENDとテーマ曲でもある#13.SEVEN DAYS WARが収録されています。これは本作とは別にシングル化されておるので、そちらを購入したファンの方が多そうですね。確か当時は僕もそうだったと思う…

…というより。

恥ずかしながら、僕はTM NETWORKがこの映画のテーマ曲を歌っていたのは知っていたけれど、まさか映画の曲を全部小室哲哉が作った(〜GIRLFRIENDは木根尚登が作曲)とは長い間知らなかったんですよ。なのにずっと「この映画の曲は良いなぁ」と思っていたのは、ある種の巡り合わせかもしれません。
…今改めて聴いてみると、結構小室節全開なアルバムなんだけどね。プロデュース時期には考えられない程の丁寧な作りには脱帽ですわ。
『ぼくらの七日間戦争』のストーリー等についてはWikipediaででもどうぞ

| - 小室哲哉 | 21:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

小室哲哉 / 天と地と

天と地と 天と地と
小室哲哉 (1990/06/01)
ERJ
この商品の詳細を見る

今回紹介するのは、小室哲哉が1990年に公開された映画『天と地と』の為に書き下ろしたサウンド・トラックです。

1. 滝
2. 落花
3. 標
4. 疾風
5. 黎明
6. 響
7. 躑躅
8. 文
9. 炎
10. 宇宙
11. 雫
12. 天と地と


戦国時代を舞台にした映画と云うこともあり、和楽器が取り入れられております。この頃の小室哲哉はシンクラヴィアを多様していたようですが、生音ではないストリングスの音は、映画というものを考えた場合にちょっとちゃっちい気がしてしまいますね。
楽曲自体は悪く無いんですが、映画と合っているかは微妙なところです。#9.炎なんかはダイナミックで良いですよ。
#12.天と地とは本人によるヴォーカル曲。歌詞も曲も良いんですが、数十億円を投入した巨編映画に、一般受けしないことが丸わかりの小室ヴォーカルはどうかと(笑)。
ま、映画は興行的に失敗だったようですが、僕も含めて当時の周りにいた子供達は結構こぞって観に行った気がします。
…もう内容はぜ〜んぜん覚えていませんけど。
Wikipediaによる天と地との解説はこちら

| - 小室哲哉 | 22:46 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

小室哲哉 / Digitalian is eating breakfast

Digitalian is eating breakfast Digitalian is eating breakfast
小室哲哉 (1989/12/09)
ERJ
この商品の詳細を見る

1989年に発売された、TM Networkのキーボーディストである小室哲哉の1stアルバム。
熱心な女性ファンを驚愕させた超音波のような歌声と、メイン・ヴォーカルではなく、楽器隊出身であることを全く感じさせないニューウェイヴがかった“独特すぎる歌い回し”を堪能できる名盤(迷盤?)であります。
僕ですか?物凄く好きですよ。この声。

1. DIGITALIAN
オープニングを飾るのはこのインストなのですが、まさにデジタル・ミュージックの代名詞とも云える雰囲気。アルバムへの期待感を高めてくれます。
2. SHOUT
細かいピアノのフレーズと、DURAN DURANにも在籍したウォーレン・ククルロによるギターのイントロを経て、小室哲哉の奇っ怪な歌声が!人間の基本となるべき周波数がまるで無くて、機械のような音域で発せられているような気が…
いや…この声、僕は物凄く好みなんですわ(笑)。元々TM NETWORKでも薄くコーラスを入れてたでしょ?あの頃から、メインで歌って欲しいなぁ〜と思っていたので、大喜びでした。
細かくて心地の良い譜割りで綴られるメロディーと、爽やかな雰囲気で良い曲です。
確かこれ、本人も出演したオーザック(ポテトチップ?)のCMに使われていたんでしたっけ?「今度のポテトは音が良い」とかって言ってた気がします。なんのこっちゃ。
3. OPERA NIGHT
コレは元々、TM NETWORKで使われる予定で作られたものだったようです(そのヴァージョンは解散発表後に発売されたアルバムに“OPEN YOUR HEART”というタイトルで収録)。
ENSONIQのVFXが元になっているシンセ・ブラス(実際はシンクラヴィアで一度サンプリングしていじっているのかも)が心地よい。DX7によるシンセ・ベースの硬質な感じと見事にマッチしています。
サビへの期待感が持てる魅惑的なBメロや、小室みつ子による歌詞も良いですね。
ギターを担当しているのは現在B'zで活躍中の松本孝弘です。
4. I WANT YOU BACK
リオのカーニバルをテーマにした曲です。この曲って当時、東京パフォーマンスドールと云う女性アイドル集団も歌っていた記憶があります。歌詞やオケの感じは違ったけど。そっちのタイトルは忘れてしまいましたなぁ。
ギターはOPERA NIGHTと同じく、B'zの松本孝弘が担当しております。
コードがほぼまんま、TMのGET WILDなのはご愛敬(笑)。所謂定番の小室コードって奴ですな。
しかしこれ、いつ聴いてもセンチメンタリズムを掻き立てる様なメロディーです。
5. GRAVITY OF LOVE
ハワード・ジョーンズのEVERLASTING LOVEを上手にインスパイア(笑)している名曲です。
小室氏本人による歌詞は、異国のモノだとか宇宙や星空をモチーフにしたフレーズなどが多いようですが、これはツボだなぁ。僕はあまり、歌詞にメッセージ性の有るモノは好きではないので、こういう歌詞は歓迎です。
6. HURRAY FOR WORKING LOVERS
ユーモアを感じる、コミカルな雰囲気を持った曲です。
随所に、これはちょっと軟弱過ぎるなぁ〜と思う節はあるのですがねぇ。
連続的なシーケンス・フレーズが心地よいです。
7. NEVER CRY FOR ME
映画、『天と地と』に提供したテーマソングに近い雰囲気です。音もそんな感じで、和風テイストです。
8. WINTER DANCE
インスト。後半に差し掛かる毎に、心地よさの増す曲です。
9. RUNNING TO HORIZON
テレビアニメ『City Hunter』のテーマに使われた曲です。この曲はワイルドなテイストを持った曲なので、これは宇都宮隆の方が合いそうだなぁと感じました。
AメロなんかはTMのシングル曲“DIVE INTO YOUR BODY”と同じようなコード進行ですが…
10. CHRISTMAS CHORUS
この人のねちっこい歌唱法ってホント、ニューロマ要素があるね(笑)。どうやらこの曲って、当時の交際相手(嫁?)の為に作ったようですが、まぁ、良いんじゃないでしょうか。そういうパワーも曲作りには必要ですから…

この作品は未だに愛聴しております。本当によく聴いてる。でも全然飽きない。なんでだろ?一番多感な時期に聞き込んでいたからかなぁ?
僕はこのアルバムを聴いて、シンセサイザーを始めようと思ったんです。それに、このアルバムを聴いて、小室氏の声と歌い方が大好きになっちゃって、こうやって歌うモンだと勘違…まぁそこはイイやもう(笑)。
きっと皆さんにも、そういう思い入れのあるアルバムがあるんでしょうね。
みんな歳を取ると、若い頃に影響を受けたアーティストを口に出すのが恥ずかしくなったりするらしいけど、僕は堂々と云いますよ!

…小声で!

| - 小室哲哉 | 07:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |