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SOFT BALLET(ソフトバレエ)/ FORM

FORMFORM
(1995/04/21)
SOFT BALLET

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今回紹介するのは、1995年に発表されたSOFT BALLET(ソフトバレエ)6枚目のオリジナルアルバム『FORM』です。

1.YOU
2.PHOENIX
3.PERFECTION
4.RIDE
5.U
6.NO-ONE LIVES ON MARS
7.LAST SONG
8.JAIL OF FREEDOM
9.ROMAN


前作の『INCUBATE』の様なメロディーを大切にした雰囲気の楽曲から一転、とても淡々としていて冷たささえ感じさせる雰囲気です。
シングルの#1.YOU#2.PHOENIX(フェニックス)は、これまでの流れを感じつつも新しさを感じます。#3.PERFECTIONは毎度お馴染み森岡賢っぽい曲調。
…と、この辺りまではいつものSOFT BALLET(ソフトバレエ)と同じ感覚で聞いていたのですが、後半に行く毎に聞きづらく感じ、最初はちょっと戸惑っちゃいました。だってなんだか冷たいんだよ!サウンドやメロディー、そして表現全体が。
でも、よくよく聴き返してみると、遠藤遼一、藤井麻輝、森岡賢の3人が個性をぶつけ合った化学変化を楽しむ様な従来通りの作品ではなく、混ざり合って融合し合ったような統一感があるんですよね。
本作を最後(この後に本作のリミックス/ベストアルバムが出ますが)に、SOFT BALLET(ソフトバレエ)はまさかの解散をしちゃうのですが、最後の作品でメンバー3人が見事に融合。ラストの#9.ROMAN…やー泣けてくる。

テクノ/アンビエントな感覚に支配された本作は、これまでと同じようでいて、なんだかちょっと違う印象。勿論、今では好きなアルバムといえますが…元々テクノが好きな人にはあっさりと受け入れられそうだけど、本作は彼らの代名詞でもある“エレクトリック・ボディビート”では無いので、ソフトバレエを初めて聴く方にはオススメできないかも。
youtubeにてPHOENIX(フェニックス)のライブ映像がみられます

| SOFT BALLET | 15:58 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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SOFT BALLET(ソフトバレエ)/ INCUBATE

INCUBATEINCUBATE
(1993/11/26)
SOFT BALLET

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今回レビューするのは、SOFT BALLET(ソフトバレエ)通算5枚目のアルバム『INCUBATE』です。

1.PARADE (遠藤遼一 / 森岡賢)
アルバムの幕開けを飾るのは、とても大きなスケールの曲。森岡賢が創りだす壮大な世界は、遠藤遼一の歌詞と一体化して、見事に昇華されている。
いやがおうにもアルバムの期待感を高められる名曲。
2.JEWEL SNAKE (遠藤遼一 / 森岡賢)
シンセサイザーで構成されているリフを聴いてみると、それらが本来ギターでやるようなロック・テイストを持っているフレーズであることに気が付く。曲調はかなり簡素で淡々としているので、一曲目との落差を結構感じてしまうかも。
3.WHITE SHAMAN (遠藤遼一 / 森岡賢)
ジュリアナだとかヴェルファーレでお馴染み、コテコテとしたオーケストラ・ヒット(オケヒ)の音で始まるイントロにニヤニヤ。朗々と響く遠藤遼一の歌声とファミコンの様なピコピコ音は不思議な雰囲気を醸しだし、万華鏡のように変化する曲展開に引き込まれる。
ライブでは嫌という程、森岡賢の踊りを堪能できます(シンセ弾けよ!:笑)
4.TRANSCODE (藤井麻輝 / 藤井麻輝)
これまでの流れを断ち切るかのような暗い楽曲。これまでの森岡調の世界から一転、藤井麻輝によるダークな世界感にアルバムが変貌する。アンビエントな雰囲気のオケをバックに、語りだけが挿入されているのだが…何故だか引き込まれてしまう。
5.DEEP-SETS (遠藤遼一 / 藤井麻輝)
DURAN DURAN(デュラン・デュラン)で云うところの“SAVE A PRAYER”の様な、不思議な“無国籍風異国情緒”を感じる名曲。
6.INFANTILE VICE (遠藤遼一 / 藤井麻輝)
この曲が好きな人って多分、少し前のBUCK-TICK好きでしょ?
7.PHASE (遠藤遼一 / 森岡賢)
まるで楽園のような雰囲気を持った優しい曲。
8.ENGAGING UNIVERSE (遠藤遼一 / 森岡賢)
やーもうこの曲はソフバの中で一番好き。なんと云ってもPVがたまりません。
美しく紡がれるメロディ。必要最低限だが最大限に考え込まれたシンセサイザーによるアレンジは、フレーズ一つ一つに生命が宿っているかのよう。
9.PILED HIGHER DEEPER (遠藤遼一 / 藤井麻輝)
THE MAD CAPSULE MARKETSのCRA¥(現TAKESHI UEDA)(ベース)、ISHIG∀KI(ギター)が参加している本曲は、まさにインダストリアル。ENGAGING UNIVERSEから急変化する展開だけれど、相反する楽曲でも違和感なし。ソフトバレエってホント、不思議な奴らですね。
因みにゲスト二人を招いた相乗効果ですが…あんまり感じませんでした(苦笑)。
10.GENE SETS (藤井麻輝 / 藤井麻輝)
6分超えのインスト曲(一部セリフ入り)。
11.MARBLE (遠藤遼一 / 森岡賢)
ダークな雰囲気だったので、森岡氏による作曲だとは思いませんでした。挿入されているジャジーなピアノと間奏のトランペットが素敵です。歌詞も良いですね。

個人的にはこのアルバム、ソフトバレエの中で一番好きな作品です。
youtubeにUPされているENGAGING UNIVERSEのPVはこちら

| SOFT BALLET | 14:17 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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SOFT BALLET(ソフトバレエ)/ MILLION MIRRORS

MILLION MIRRORS MILLION MIRRORS
SOFT BALLET (1992/10/21)
ビクターエンタテインメント
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今回紹介するのは、SOFT BALLET(ソフトバレエ)が1992年に発表したアルバム『MILLION MIRRORS』です。

1.FRACTAL
2.WHOLE THE WHOLE
3.A SHEPHERD'S SON
4.VIETNAM
5.INSTINCT?
6.HYSTERIA
7.FAIRY TALE
8.MEDDLER
9.THRESHOLD (YELLOW-MIX)
10.THRESHOLD (WHITE-MIX)


ビクター移籍第1弾にあたる本作ですが、これまでの作風とは明らかに違います。メジャーシーンででこんなものが発売されてしまうとは…ソフバ最高!
SOFT BALLET(ソフトバレエ)がこれ以前で構築してきたポップな面を一切廃し、ひたすらにマニアックを追求した作りとなっており、遠藤遼一のヴォーカルは歌っていると云うよりは寧ろ呟いている・呪いをかけているかの様で、不気味。まさにジャケットの写真から受けるイメージ通りにダークサイドへまっしぐら。
森岡賢が作曲作曲した#3.A SHEPHERD'S SONは面白くて、ムード歌謡の様なアレンジをもの凄くダークな音で構築している。遠藤氏のヴォーカルも不気味な程に低空飛行。
#4.VIETNAMは問題作。全体的には映画のサントラのような雰囲気だ。赤ん坊の泣き声に始まり、藤井麻輝色全開のインダストリアルな世界。
そこに遠藤遼一の加工された低音ヴォイスが絡んできて、我々はただただ圧倒されてしまいます。
間奏の美しいオーケストラを遮断するように挿入されるヘリコプターの音と短い歌詞は、とても切ない。
その後の曲#5.INSTINCT?はイントロからホッと安心できる、いつもの森岡調(笑)。
ニューウェイヴ(NEW WAVE)な#6.HYSTERIA
#7.FAIRY TALEは個人的にも大好きな曲で、美しく儚い歌詞と幻想的で綺麗なアレンジが施されている。
#8.MEDDLERには“BUCK-TICK”のギタリスト、今井寿が参加している。
#9.10の楽曲“THRESHOLD”はミックス違い(黄・白)が2ヴァージョン収録されており、黄色はインダストリアル色、白はテクノ・ダンス色に染め上げられている。

アルバム全体としては、遠藤氏のヴォーカルがこれまでと違って音色的な位置づけで配置されているので、賛否が分かれるのも納得。
しかし、このリスナーに一切媚びていない作品が持つ破壊力は絶大である。“口ずさみやすさ”や“共感”等という安易な言葉に支配された日本の音楽シーンに、巨大な一石を投じている。
ENDS Official Site

| SOFT BALLET | 12:36 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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SOFT BALLET(ソフト・バレエ)/ EARTH BORN

EARTH BORN EARTH BORN
SOFT BALLET (1994/09/28)
アルファミュージック
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SOFT BALLET(ソフト・バレエ)のデビューアルバム。1989年という時代にはあり得ないようなアプローチを行い、多くの実験性を秘めているにも関わらず、比類なき完成度を誇っている。
メンバーの遠藤遼一、藤井麻輝、森岡賢3人それぞれの個性も光っている名盤。

1. ボディ・トゥ・ボディ
2. ホログラム・ローズ
3. ウィズ・ユー
4. ボーダー・デイズ
5. コ・カ・ゲ・ニ
6. エル-メス
7. スピンドル
8. パッシング・マウンテン
9. アース・ボーン
10. ブラック・アイス


ファンの間ではお馴染みの#1.BODY TO BODYを始めとして、ULTRAVOX(ウルトラヴォックス)やDEPECHE MODE(デペッシュ・モード)、SOFT CELL(ソフト・セル)の影響を感じられるテクノテイストのオケに、陰を隠し持ちつつもポップに装飾されたメロディーが乗せられている。時代を先取りするかのようにインダストリアルを感じさせるアレンジを施した#6.L-MESSや、遠藤遼一のひたすらに低い低音ヴォイスが朗々と鳴り響く#9.EARTH BORN等は、型にはまったJ-POP信者には到底理解できない作品だと思う。

| SOFT BALLET | 19:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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SOFT BALLET(ソフト・バレエ)/ DOCUMENT

ドキュメント ドキュメント
SOFT BALLET (1994/09/28)
アルファミュージック
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遠藤遼一、藤井麻輝、森岡賢の3人によって結成されたSOFT BALLET。
今回紹介するのは1990年に発表された2ndアルバム“DOCUMENT(ドキュメント)”です。現在は既に廃盤だとか。勿体ない…アルファレコードだから仕方がないけど、勿体ない…

1. ノー・プレジャー
デカダンな雰囲気ですね。無機質なドラムと、咆吼のようなギターが特徴的。
2. ミ・ダ・ラ(ポルト・デヴァガンディー)
テクノの要素だとか、民族チックなフレーズだとかが織り込まれた曲で、聞いているとボーッとしてきますねぇ。
退屈ってことじゃなくて。
3. プライヴェート・プライド
ややディスコ調?で、なんだかDEAD OR ALIVEみたいだけど(笑)。遠藤氏の朗々とした低音ヴォイスが良いですね。
4. ヤロ’68
ジメジメとした感じの曲ですね。陰鬱で良い。
遠藤氏とBACK-TICKの櫻井さんって声が似ている気がしますねぇ。どちらも本当に痺れる声質で素敵です。
5. ビリーヴ・イン・ア・ブルー・ワールド
この曲を聴くと、JAPAN(若しくはソロ初期のデヴィッド・シルヴィアン)が聴きたくなる。
6. エスケイプ
このアルバムの中では底抜けに明るくて、ポップな曲です。遠藤氏の歌声がいつもと違う!
ソフト・バレエを聞きにくいとか思っている人にも一度聴いてみて欲しいですね。
明るいと云いつつも陰を隠し持っていたりするこの雰囲気は、なかなか真似できませんよね。
個人的には、Gacktさんにカヴァーをして欲しいと思っているけど(笑)。
7. ツイスト・オブ・ラヴ(アコースティック・ヴァージョン)
美しいメロディーが無機質なビートに乗っています。ニューロマの基本というか、官能的なメロディーですよ。
8. フェイス・イズ・A
ここまで聴いて勝手な意見ですが、このアルバムって左側に配置されている音の方が動きがあって楽しいんですよ。
偶然なのかアレンジの癖なのかは判りませんが、ついつい意識が左耳へ集中してしまいます(笑)。
9. コーマ・ベイビー
この位聞きづらいとソフト・バレエって感じがして良いですわ(笑) 。
10. アフター・イメージ
ソフト・バレエの曲って、リピートされたシンセ・ベースが絶え間なくなっているって感じが多いのですが、このように休符の多いベースラインは好みですね。
数多くの音色が随所にちりばめられていて、聴く度に新たな発見があります。

| SOFT BALLET | 19:22 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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