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高丘親王航海記 / 澁澤龍彦

高丘親王航海記 (文春文庫)高丘親王航海記 (文春文庫)
(1990/10)
渋澤 龍彦

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内容(「BOOK」データベースより)
貞観七(865)年正月、高丘親王は唐の広州から海路天竺へ向った。幼時から父平城帝の寵姫藤原薬子に天竺への夢を吹きこまれた親王は、エクゾティシズムの徒と化していたのだ。鳥の下半身をした女、犬頭人の国など、怪奇と幻想の世界を遍歴した親王が、旅に病んで考えたことは…。遺作となった読売文学賞受賞作。


澁澤龍彦が咽頭ガンと闘いながら書いた遺作。
自らの投影である高丘親王が、お供を連れて天竺を目指す。夢とも現実ともつかぬ世界を、境界線無しで自在に行き来しながら、天竺を夢見て旅をする。

旅の途中に出会うジュゴンや象、ラフレシア等々、初めて視るモノ全てに興味を示す高丘親王。
年齢を重ねても、面白いことや不思議なことにかける情熱、そして探求心。まさに澁澤本人そのものだ。
ラスト・シーンは、澁澤龍彦と高丘親王が本当にオーバーラップしてしまい、とても切ない気持ちになった。

ひらがなの使い方が絶妙で、物語全体を通しての印象はとても優しく、とても柔らかかった。
Amazon.co.jp

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| その他:書評 | 00:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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The Human League(ヒューマン・リーグ)/ Octopus

OctopusOctopus
(1995/04/25)
The Human League

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今回紹介するのは、1977年に結成されたテクノポップ/エレクトリック・ポップを代表するグループ“The Human League(ヒューマン・リーグ)”が、1995年の再結成時にリリースしたアルバム『Octopus』です。

1. Tell Me When
2. These Are the Days
3. One Man in My Heart
4. Words
5. Filling Up with Heaven
6. House Full of Nothing
7. John Cleese; Is He Funny?
8. Never Again
9. Cruel Young Lover


1981年にリリースされ、イギリスで大ヒットした“愛の残り火(Don't You Want Me)”から本作(1995年)まで、紆余曲折を経てきたグループ、“ヒューマン・リーグ”。
一時期はその特徴の一つでもある女性ヴォーカルが不在だった…なんてこともあったりしましたが、本作の為に一時的に復活(今は時々懐メロ番組に出ている程度らしい…)。
本作『Octopus』はあの頃と同様…否、もっとハッキリ言ってしまえば、何も進歩していない80年代の香りをもろに振り掛けられたような気恥ずかしさの残る作品となりました。
だけどこの、
「進歩しないあの当時の感じ」
を楽しみにしていたリスナー(僕とか…俺とか…あと私とか…)にとっては、かなり喜ばしいアルバムかもしれません。
今話題の“Perfume”にカヴァーして欲しい位のご機嫌なナンバー#1.Tell Me Whenはまさに、アルバムの一曲目に相応しい曲ですね。
#2.These Are the Daysは生意気に(笑)、何となく90年代のテクノポップを感じさせる音使い。#3.One Man in My Heartはなんだか癒しの効果があるぞ(笑)。
#5.Filling Up with Heavenは心地よいシンセサイザーの音色達に80年代の名残を残したバブリー且つ美しいメロディーが乗っかっていて、本作の中では個人的にNo.1のヒット。
インスト曲の#7.John Cleese; Is He Funny?ではYMO的な旋律を聴くことができる。

全体的な印象は兎に角ポップな仕上がり。
シンセサイザー的にはそれほど凝ったことをしていると云う感じはしないので、聞き込むタイプのアルバムではなく、心地よさを味わうBGM的な作品かもしれません。
Amazonで前半の楽曲が試聴できます

| The Human League | 00:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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TM NETWORK / CAROL-A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-

CAROL-A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-CAROL-A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-
(2000/03/23)
TM NETWORK

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今回レビューするのは、1988年に発売されたTM NETWORKのコンセプト・アルバム『CARO
L -A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-』です。

1. A Day In The Girl’s Life(永遠の一瞬)
2. Carol(Carol’s Theme 1)
3. Chase In Labyrinth(闇のラビリンス)
4. Gia Corm Fillippo Dia(Devil’s Carnival)
5. Come On Everybody
6. Beyond The Time(エクスパンディッド・ヴァージョン)
7. Seven Days War(フォー・ピーシーズ・バンド・ミックス)
8. You’re The Best
9. Winter Comes Around(冬の一日)
10. In The Forest(君の声が聞こえる)
11. Carol(Carol’s Theme 2)
12. Just One Victory(たったひとつの勝利)
13. Still Love Her(失われた風景)


前作の『humansystem』で構築したデジタル・シンセサイザーを多用した音作りから一転、シンセサイザーを基調としながらも、アナログライクな温かみを持った作品となっている。
また、本作はTM NETWORKのエアギター・コーラス・サングラス・etcを担当しているメンバー“木根尚登”が書いた小説『CAROL』とのメディアミックス形式で発売された。
LP盤とCD盤では曲順が異なり、LP盤は『CAROL』のストーリーに関する曲とその他の曲に分かれている。

『CAROL』に関する楽曲は“組曲”と呼ぶに相応しく、コンセプチュアルな纏まりがあって尚且つクオリティーも高いときているので、兎に角何度聴いても聞き飽きない。
しかし小説『CAROL』自体の発想がミヒャエル・エンデの『モモ』やルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をモチーフにしておるようで、若い頃はなんとも思わなかったけれど大人になるとなんとも入り込めない感じ…年取るっていやね(笑)。

『CAROL』組曲以外の楽曲も豪華絢爛で、初の紅白出場を果たしたダンサブルな楽曲#5.Come On Everybodyや、当時の小室哲哉という才能を一曲に詰め込んだ楽曲#6.Beyond The Time、そして映画『ぼくらの七日間戦争』のテーマソング#7.Seven Days War、木根尚登の名作バラード#9. Winter Comes Around、最後には宇都宮隆の郷愁漂うヴォーカルに誘われて、ロンドンの美しい町並みが脳内に浮かび上がるような名作#13.Still Love Herと、兎に角TM NETWORKの円熟期を思う存分堪能できる一枚だ。
TM NETWORKのオフィシャルサイトはこちら

| TM NETWORK | 21:33 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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