2007.09.21 Fri
DURAN DURAN(デュラン・デュラン) / Medazzaland(メダザランド)
![]() | Medazzaland Duran Duran (1997/10/14) Capitol この商品の詳細を見る |
ヴァージン・レコードに移籍しての作品(1997年)デビュー時の路線に化学変化を加えて現代にマッチさせた様な作り。
レーベルとのトラブルで、本国であるはずの英国では未発売。
ジョン・テイラーが制作途中に脱退してしまった(12曲のうち、4曲はジョンが演奏しているが)。
バンド経験者からは好評。一般女性ファンからは不評(途中でジョン・テイラーが抜けたからだと思う)だったりしますが、個人的にはひねくれたポップさを感じるので、DURAN DURAN(デュラン・デュラン)のアルバムの中では好きな作品です。
1. Medazzaland
ニック・ローズの変な声が入った半インスト曲。不思議な世界への入り口といった感じ。1曲目がこのような曲の為、本作はコンセプト・アルバムであるかのようなイメージを受けるのだが、本人達は否定している。
本当は完全にインストルメンタルの予定だったが、ニックがウォーレン・ククルロとこの曲を録音中に、ニック・ローズの閃きで声を入れたそうだ。ニック・ローズ…お騒がせな男である。
2. Big Bang Generation
浮遊感のあるウワモノが乗った不思議な曲。Aメロ等で聴かれるアルペジエーター風の音はシンセサイザーによる演奏ではなく、ウォーレン・ククルロによるギター演奏である(驚)。
3. Electric Barbarella
サイバーなポップ・チューン。個人的にはかなり好きな曲。TM NETWORKにカバーして欲しいわ(笑)。ウォーレン・ククルロによる間奏のギターが秀逸で、ショートするアンドロイドの雰囲気を巧く演出している。
4. Out of My Mind
どことなくオリエンタルな雰囲気が漂う名曲。SAVE A PLAYERのダークサイド・ヴァージョンと呼びたくなる程だ。この曲のPVを観てみると、浅倉大介は見事にニック・ローズの外見をパクっていると確信が持ててしまう(笑)。
サイモン・ル・ボンによる歌詞も素敵。
5. Who Do You Think You Are?
バンド・チックな楽曲。美しいメロディーと演奏を堪能できる。
6. Silva Halo
イエス、ピンクフロイド、ブライアン・イーノ等のプログレッシブな伝説のアーティストやエイフェックス・ツイン等の幅広いアーティストに愛用されてきたシンセサイザー“Synthi AKS”を使用して制作された曲!
…だと思う(違ったらスミマセン)。
7. Be My Icon
ひねくれた暗さのある、反ポップ・ソング。エッヂの効いたノイズの様なギターがうるさい(笑)。
8. Buried in the Sand
何処かの部族の様なパーカッションのリズムに、亡霊のようなサイモン・ル・ボンのヴォーカル。
本作の制作途中で脱退してしまったジョン・テイラーへのメッセージが込められているそうだ。歌詞を観ると結構憎悪に満ちている気がするんですが…(恐)
9. Michael You've Got a Lot to Answer For
どうやって弾いているのかと思ってしまう位に独創的なアコースティック・ギターは、ウォーレン・ククルロによるものだ。このフレーズをウォーレンが実演している映像を見たことがあるが、成る程小指で弾いているところがあるのね。動画を観ながら僕も…って全然出来ねーよ!(倒)
優しい雰囲気の曲であるせいか、知らないうちに楽曲の中に溶けてしまいそうになる。
10. Midnight Sun
ヴォーカルの低位ががやや右側に位置しているせいか、ヘッドホンで聴いているとちょっと気持ちが悪い。
『真夜中の太陽』というタイトルがなかなか良いです。
11. So Long Suicide
色んな展開をし過ぎていて落ち着きがないが、バンドで演奏したら楽しそうな曲だ。
12. Undergoing Treatment
イントロは、ウォーレン・ククルロによるギターの独演場。その後は左右を飛び交う様々な音で目が回りそうになって、サイモンの歌声がちっとも印象に残らない。まさに迷曲。
※国内版にはボーナス・トラック“Ball And Chain”という曲が収録されております。ゴリゴリのギターとエフェクティブなヴォーカルを楽しめる楽曲です。
ジョン・テイラーの脱退についてですが、本作はドラムがサンプラーからの切り出しやリズム・マシーンだったりすることもあり、グルーブという点では抜けてしまっても問題がないように思いました。でも、単純に寂しいんですよね、オリジナルメンバーが減ってしまうのって。多分、ジョンも生ドラムが無くてつまらなかったんじゃないかねぇ…
サウンドについては、当時の最新だったシンセサイザーを使用しているのではなく、敢えて古い機材を持ち出してきたなといった印象。具体的にはROLANDのジュピター8やジュピター4、SYSTEM-100、シーケンシャル・サーキットのプロフェット5辺りでしょうか。
しかもこれらをデジタルで取り込んだ後、いったんアナログに変換しておるようで、良い意味での粗さを出せていると感じました…って機材レビューみたいになって来ちゃったのでこの辺で失礼!
Amazonにて前半の楽曲が試聴できます
| DURAN DURAN | 20:58 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑



こんにちは。
JUNさん、ようやくここまで来れましたね(笑)。
私は、JAPANとかソフトバレエとかB-Tを通過してきてるので
すごく好きですよ。
「Electric Barbarella」のプロモがカワイかったり。
「Out of My Mind」のお陰で、DURAN DURANを本格的に聞き出したり。
学生時代は、こればっかり聞いてました。
(特に、大学生の頃。中国文学専攻だったので、反動で洋楽ばかり聞いてたんです。)
| もり | 2007/09/22 17:17 | URL | ≫ EDIT