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GRASS VALLEY(グラス・バレー)/ STYLE

STYLE STYLE
GRASS VALLEY (1988/07/01)
KRE

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グラス・バレー通算3枚目のアルバムです。
1st〜2ndアルバムで創り上げてきた方向性の到達点とも云える、カラフルな楽曲達を収録した作品です。
このアルバムは邦楽の中で一番聞き込んだ作品かもしれません。聴く度に新たな発見や感動があります。

1. スタイル
2. ステイング・ヘヴン
3. ボート
4. 夕凪
5. シャイニング・ドロップス
6. 星の棲む川
7. 赤い群衆
8. 飛行船
9. BYE
10. エデュケイション

このアルバムは良いですよ!
GRASS VALLEYを始めて聴いてみようかなと云う様な方にも、自信を持ってオススメできます。
トータルバランスに優れていて、いつも一曲目から最後まで通して聴きたくなる。
聴きたい曲があって途中から掛けても、気付いたらついつい一曲目からしっかりと聴き直してしまいます。

グラス・バレーっぽさを遺憾なく発揮したポップな楽曲で#1
続く#2のベースラインが絶妙。
#3は歌詞、雰囲気、演奏のどれも満点の一作。特に、幻想的な景色がありありと浮かんでくる歌詞は素敵です。
#4の“夕凪”は雰囲気が素晴らしい。何処までも澄んでいて透明感のある音色達に心を奪われます。感想のピアノは何度聞いても色褪せません。
アップテンポの#5は、出口氏の低音ヴォイスと歪んだギターが絶妙に絡み合い、それをシンセサイザーがカラフルに修飾しています。決して“歌の伴奏”になっていないアレンジは他の邦楽とは一線を画していますね。

#6“星の棲む川”はファンの間でも、とても愛されています。楽曲中の、
「まわり道しかできない恋なら そこをあるいて君は来ればいい」
という歌詞を昔、
「まわり道しかできない恋なら “底”をあるいて君は来ればいい」(川の底を歩いて、ショートカットしてこっちに来なさい!)
って勘違いしていました。
自分が勝手に導き出したこの強引な恋愛のショートカットですが、割と良い考えだと思います(どーでもいいわ!)。

m(_ _)m

#7には珍しくギターソロがありますよ(笑)。
#8“飛行船”…でた!メルヘンな曲!
#9アルバムの終わり(コンセプトとしての)を感じさせる雰囲気を醸し出している楽曲です。
ラストの#10は、とても楽しい気分になれる一曲です。出口氏の歌唱法をはじめとし、メンバーそれぞれの演奏は遊び心がタップリですよ。
本田氏はシンセサイザーのアレンジにおいて、無限の引き出しを持っているのではないでしょうか。

や〜、この頃のGRASS VALLEYは最高!このアルバムは本当に良い!
このアルバムは家宝にします!

| GRASS VALLEY | 23:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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GRASS VALLEY(グラス・バレー) / MOON VOICE

MOON VOICE MOON VOICE
グラス・バレー (1987/09/21)
KRE

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1. ムーン・ヴォイス
2. 砂上の夢
3. オール・オブ・バーレン・ソウル
4. 輝くほとりに
5. 真夜中の透視図
6. TERFUL COLOR
7. 遥かなる光芒

グラス・バレーのセカンドアルバムです。全作よりも難解になった出口氏の歌詞と、擬似的なアーティスト志向の打ち出し方をしてきたと感じたのが第一印象で、正直「う〜ん」と思ってしまった作品。
や、確かに全体の纏まりも良いし、ファンとなってしまった今では良い曲揃いなのですが、友人達に聴かせて一番多かった感想は、「つまんない」でした…確かに地味なアルバムかもしれないです。

#1.アルバムのタイトルを冠したムーン・ヴォイスのテーマは、出口氏がチェルノブイリの原発事故からイメージしたものであるらしい。
壮大な(難解な)ドラムパターンと予測不明な進行です。つかみには充分な一曲。

#2.いやぁ〜、良い曲だ。しかし地味だ。何でコレが2曲目?
出口氏の描く世界観が素晴らしいです。幻想的な雰囲気を持っています。

#3.まだ3曲目だというのにもう落ち着いた曲が流れてきました…LP盤とは曲順が違うんだそうですが、LPはどんな順番だったんだろう。なにげにギターの音色やカッティングが素晴らしいです。

#4.“輝くほとりに”は、グラス・バレーっぽい曲です。ロマンティックな歌詞、幻想的なシンセサイザーが素敵です。

#5.ここに来てやっと速い曲。ファーストアルバムに収録されていた曲の様な雰囲気があります。左右を飛び交うシンセサイザーの音色が楽しい。間奏のシンセソロもまた秀逸です。
ってか、この曲全体のアレンジはツボだなぁ、物凄く透明感があって。

#6.“TERFUL COLOR”は、この時代の特徴と言ってしまってはアレなんだけど、一曲を通して「シンセサイザーか?」って思う程に加工されたギターが鳴っているわけなんですが、これ好きな人は好きだろうな。勿論自分は大好きですよ。
曲自体は、このアルバムの総合的な良さを象徴するかのような、綿密に計算され尽くした出来。これと2曲目を入れ替えたいなぁ。
次のアルバムであるSTYLEに継承されてゆくピアノによる間奏は、何度聞いても実に良い。

#7.アルバムの最後といった趣なんですが、ちょっと退屈。デヴィッド・シルヴィアンのボツ曲っぽいとか書いたら怒られそうだけど…個人的な感想としてはそんな感じです。

| GRASS VALLEY | 02:32 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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GRASS VALLEY(グラス・バレー)/GRASS VALLEY

GRASS VALLEY GRASS VALLEY
グラス・バレー (1987/04/22)
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1987年に発表された、GRASS VALLEYの1stアルバムです。
ニューロマンティックの影響を受けつつも、個性あるメンバーの想いがたっぷりと詰まった名盤だと思います。

1. 白い旋律
2. ダンス・イン・ザ・ヘヴン
3. シンディ
4. モーニング・プレジャー
5. フリージン
6. シニカル・スカイ
7. シェイク・イット・ダウン

1曲目の白い旋律は、透明感のある幻想的な曲。メロディーが美しいです。
この曲を初めて聴いた時、サビのところで絶句してしまいました。サビの部分を全て、「Ah〜♪」と歌っていたからです。
…でもコレはきっと、“白い旋律”を表現した結果でしょう。決してサビの歌詞が思いつかなかったわけではありません(笑)。

2曲目のダンス・イン・ザ・ヘヴンはユニークなベースラインの曲です。全体の雰囲気として、もの悲しいお伽話の様な不思議さを持っています。

3曲目のシンディは、邦楽的アプローチを行ったスローテンポの名曲。

4曲目、モーニング・プレジャー。いつ聴いてもイントロで流れてくる心臓の鼓動で、ドキドキ感が高まってしまいます。個人的に大ツボなアップテンポの名曲。

5曲目は1stシングルのフリージン。透明感のある曲ですが、やや重たい雰囲気を持っており、あまりシングルっぽくはありません。大胆なシングル・カットをしたものですね。ベースの“ため具合”が絶妙です。

6曲目のシニカル・スカイは再びアップテンポの曲。既にアルバムも大詰めに差し掛かり、既に上領氏の変幻自在なドラム・パターンと本田氏が操る縦横無尽に飛び交うシンセサイザーに圧倒されかかっていたところに、この曲か!といった感じ。
間奏が終わる頃には、ワクワク感が最高潮に達します。もう楽しくてお腹イッパイ。残業なんぞやってられません。

最後の7曲目、シェイク・イット・ダウンはロックテイスト溢れる楽しい曲。ライブで盛り上がりそうな曲ですね。

このアルバムを通して聞いた最初の感想は、“音の出る絵画に出会った”といった感じでした。しかも聴く度に新しい発見があります。
シンセサイザーの使い方なんかはとてもユニーク且つ個性的で、未だに理解不能。
アルバム自体は曲数も少なく、時間も30分程度と短めですが、グラス・バレーのやりたいことが詰まった贅沢なアルバムではないでしょうか。

| GRASS VALLEY | 11:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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Grass Valley(グラス・バレー)

白い旋律 白い旋律
GRASS VALLEY (1992/07/01)
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今回は、80年代後半から90年代初頭に活躍した邦楽ニューロマンティック界の旗手、Grass Valley(グラス・バレー)を紹介したいと思います。

活動時期は1986〜1992年。和製JAPAN等と揶揄されつつも、独特の世界観とサウンドを構築し、様々なアーティストに影響を与え、音楽業界でも評価されていました。ラルク・アン・シエルのドラマー、Yukihiro氏は、グラス・バレーのドラムであった上領亘氏に影響を受けたと、雑誌のインタビューでも答えていました。

メンバーは下記。
出口雅之 (Vo) : グラスバレー解散後、REV、出口雅之名義でのソロ活動、SUICIDE SPORTS CAR等として、現在も精力的に活動。
西田信哉(Gt)
根本一朗(Ba)
上領亘 (Dr)グラスバレー脱退後はSOFT BALLET、P-MODEL、CROW、L-E-D、吉川晃司等、多数のサポートに参加。
本田恭之 (Key)現在は本田海月と改名。女性Voを迎えて空夜、エース清水氏とface to aceを結成し活動中。

ディスコグラフィーは下記。
GRASS VALLEY(1987年4月22日)
MOON VOICE(1987年9月21日)
STYLE(1988年7月1日)
LOGOS〜行〜(1989年6月1日)
瓦礫の街(1990年5月21日)
HAPPINESS(1991年8月23日)
at GRASS VALLEY(1991年11月1日)

ベストアルバムを含む7枚のアルバムを発表しましたが、どれも傑作揃いの名盤です。特に、3rdアルバムの“Style”までは、彼らなりの試行錯誤でニューロマンティック・テイストを昇華させていると思います。
4枚目のアルバム“LOGOS”では、ニューロマンティック路線を捨てて、極論してしまえば“分かり易いサウンド”へと変貌してしまい、5枚目のアルバム “瓦礫の街”を最後に、ドラムの上領氏が脱退してしまってからは、さらに大幅な路線変更が行われてしまいました。

グラスバレーの魅力は、出口氏の色気あるヴォーカル、本田氏の予測不可能なシンセサイザーによる美しいサウンド構築、上領氏による変則的なドラミングなどが挙げられます。

そろそろ再結成?の噂も囁かれておりますが、今までの音源もリマスタリングして再盤してもらいたいところです。

| GRASS VALLEY | 03:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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